PRACTICAL GUIDE / FREECAD MCP

Codexから
FreeCADを
動かす。

文章で伝えた寸法や条件を、FreeCAD の3Dモデルと TechDraw 図面へ。MCPを使って、作図・確認・修正を素早く往復するための実践ガイドです。

TEST CAD
FreeCAD 1.1.1
HOST
Codex Desktop
OUTPUT
FCStd / PDF
修正日:2026年9月25日。概要:1.1.1は掲載実験時の版と明示しました。現在の導入時の更新案内は、次の「必要なソフトウェア」を参照してください。

01 / REQUIRED SOFTWARE

最初に、つなぐための
4つをそろえます。

この手順では、FreeCAD MCP Addon が提供するローカルRPCサーバーを使います。CodexがMCPサーバーを通じてFreeCAD Pythonを実行し、モデルと図面を作成します。

2026年9月25日の確認では、FreeCAD 1.1.3(7月25日公開)が提供されています。1.1.2で導入された、細工されたFCStdファイルによるコード実行などへのセキュリティ修正を含みます。これから導入する場合は、公式リリースを確認して修正版を使用し、MCPアドオンとの接続を作業用データで確かめてください。このページの実験記録は1.1.1のままで、1.1.3でのMCP連携は再検証していません。

修正日:2026年9月25日。概要:FreeCAD 1.1.3の更新案内と、セキュリティ修正・連携の再確認について追記しました。

01

Codex Desktop

MCPサーバーの設定と、FreeCADへの作図依頼を行います。

02

FreeCAD

3Dモデル、TechDraw図面、PDFやSVGの出力を行います。

03

MCP Addon

FreeCAD内でローカルRPCサーバーを提供するアドオンです。

04

uvx / freecad-mcp

CodexとFreeCADをつなぐMCPサーバーを起動します。

02 / DOWNLOAD

ダウンロードして、
ファイルを解凍します。

Open GitHub ↗ から freecad-mcp を取得し、CodeメニューのDownload ZIPでダウンロードします。解凍後は、addon/FreeCADMCP フォルダーを使います。

freecad-mcp のダウンロードファイルと解凍手順を示す画面
STEP 1Download ZIPを取得して解凍
解凍された freecad-mcp のファイル構成
STEP 2addon と src の構成を確認

03 / INSTALL ADDON

FreeCADへアドオンを
配置します。

解凍したフォルダーの addon/FreeCADMCP を、利用するFreeCADのModフォルダーへコピーします。掲載実験時のFreeCAD 1.1.1では %APPDATA%\FreeCAD\v1-1\Mod が配置先でした。更新後は実際のユーザー設定とModフォルダーを確認します。

修正日:2026年9月25日。概要:配置先を実験時の例と明示し、更新後の確認を補足しました。
FreeCADのModフォルダー内にFreeCADMCPフォルダーを配置した状態
INSTALLFreeCADMCP フォルダーを Mod へ配置
  1. 1

    FreeCADを再起動

    アドオンの配置後にFreeCADを再起動します。

  2. 2

    MCP Addonを選択

    ワークベンチ一覧に表示される MCP Addon に切り替えます。

  3. 3

    RPCサーバーを開始

    ツールバーの Start RPC Server を実行します。必要なら自動開始も設定します。

04 / CODEX MCP SETTINGS

CodexでMCPサーバーを
有効にします。

Codexの設定からMCPサーバーを追加し、freecad-mcp が有効になっていることを確認します。設定の構造例は次のとおりです。

FreeCAD MCPを追加する前のCodex MCPサーバー設定画面
BEFOREMCPサーバーを追加する前
freecad-mcpが有効になったCodex MCPサーバー設定画面
AFTERfreecad-mcp が有効な状態

05 / TEST CONNECTION

まずは、単純な形状で
接続を確認します。

Codexから「新規ドキュメントを作成」「50 mm × 30 mm × 10 mm の直方体を作図」のように依頼します。FreeCADの3Dビューとモデルツリーに結果が現れることを確認してください。

CodexからFreeCADへテスト接続を行った画面
TESTCodexからFreeCADへテスト接続

06 / PROMPT DRAWING TEST

プロンプトだけで
図面を作成する。

寸法、材質、図面サイズ、注記、出力形式を明確に伝えます。実例では、ポリカーボネートパネルをA4の2D図面として作図し、PDFへ出力しました。

PROMPT EXAMPLE

横100 mm × 縦80 mm × 厚さ1 mm のポリカーボネートパネル。四隅を3 mmの角取りとし、各角から5 mmを中心にφ3 mm穴をあける。A4図面枠内に日本語の寸法とコメントを、重なりなく配置してPDF出力する。

作図プロンプト
新規図面を開いて、2DのA4図面枠内に以下を描画してください。
・作図と文字は、全て図面枠内に描き、見えるようにする。
・横100mm 縦80mm 厚さ1mm のポリカーボネートパネル
・四隅を3mmの角取りをして、角から5mmをセンターにして3mm穴をあける。
・寸法文字と図の重なりを無くして、見やすく作図する。
・コメント等はすべて日本語。
・ファイル名を ポリカーボネートパネル として保存する。
・2D図面をPDFファイルとして描画出力する。
Download Prompt

PUBLIC DEMO VIDEO

少し長めの動画で、CAD画面にはあまり変化が有りません。プロンプトの動きを参照ください。

OUTPUT PDF

Open PDF

07 / DRAW FROM PDF

手書きPDFから、
図面を清書する。

原図を読ませる場合は、読取値・推定値・確認が必要な箇所を分けて指示します。完成後は、入力PDFとTechDrawの出力結果を突き合わせます。

PDFからの作図プロンプト
新規図面を開いて、2DのA4図面枠内に以下を描画してください。
・作図と文字は、全て図面枠内に描き、見えるようにする。
・ポリカーボネートパネル手書き図面.pdf の図面を作図。
・材質は白のポリカーボネートで板厚は1.0mm。
・寸法文字と図の重なりを無くして、見やすく作図する。
・コメント等はすべて日本語。
・ファイル名を ポリカーボネートパネルPDFから として保存する。
・2D図面をPDFファイルとして描画出力する。
Download Prompt

PUBLIC DEMO VIDEO

少し長めの動画で、CAD画面にはあまり変化が有りません。プロンプトの動きを参照ください。